今年も残すところ10日あまりとなりました。出雲市の今年1年の主な出来事を振り返りますと、1月には、島根半島・宍道湖中海ジオパークが日本ジオパークとして再認定され、3月には、新出雲エネルギーセンターの竣工や、旧日御碕小学校を活用した日御碕  サテライトオフィスがオープンするなど、観光・産業面における地域振興事業や環境施設整備事業などが進められました。

また、大変明るい話題として、8月には、出雲市がトキを放鳥する候補地となる「トキの野生復帰を目指す里地」として認定され、10月には、全国和牛能力共進会において  出雲市からの出品者が全国上位入賞される快挙を成し遂げられました。

一方で、一昨年から続く新型コロナウイルス感染症や物価高騰による市民生活や地域 経済への影響はかなり大きく、市民のみなさまもいろいろなご不安を感じていらっしゃるのではないかと思います。

そうした中、今定例会においては、国の物価・賃金・生活総合対策として追加交付される地方創生臨時交付金を活用した、中小企業者、福祉関係事業者、農林事業者、公共交通事業者等への支援や子育て世代への支援に関する補正予算を本日可決し、これらの事業が迅速かつ適正に実施されることを求めたところです。市議会といたしましては、引き続き、市民生活の安定や地域経済の活性化のために全力で取り組んでまいります。

市民の皆さまには、この1年間、さまざまな面でご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございました。コロナ禍ではありますが、これから年末年始にかけて、帰省や旅行などで久しぶりにご家族やご友人にお会いされる方もいらっしゃると思います。楽しい ひとときを過ごされ、よいお年をお迎えください。

新しく迎える年が明るく幸せな1年になることを願い、今後も市民のみなさまが健康で安心して暮らしていけるよう、来年も議員一同一致団結し取り組んでまいります。

令和4年12月19日

出雲市議会 議長  萬代 輝正
副議長 伊藤 繁満

議長・副議長メッセージ(R4.12.19)