出雲市議会は、本日37日間に及ぶ3月定例会を閉会しました。

 今定例会におきまして、市長から令和4年度の施政方針表明を受け、代表質問等により今後の市政運営についてしっかりと確認し、出雲市の夢ある輝く未来に向けて、市議会も進んでいかなければならないと誓いを新たにしたところでございます。

 そして、令和4年度の予算についても審議いたしました。新年度予算は、新型コロナウイルス感染症対策や災害復旧に関する予算は本より、「元気な地方都市のトップランナー」をめざし、将来につながる施策について重点的に配分された予算となっています。市議会としましても、時代のニーズを的確に捉えた効率的・効果的な施策が推進できるように、市政運営に協力していく所存でございます。

 新型コロナウイルス感染症につきましては、出雲市では減少傾向にありますが、新たな感染者がいない日はありません。そのような中、新年度をむかえるにあたり、まん延防止等重点措置の適用が全面的に解除になりました。歓送迎シーズンですので、市民の皆さまには引き続き基本的な感染予防対策を徹底していただきながらも、市内に賑わいが戻るように、飲食業等へも少しずつ貢献いただきたいと思います。市議会としてもウィズコロナを見据えた動きを活発化させねばならないと考えているところでございます。

 また、今議会では、島根原子力発電所2号機の再稼働に関する案件を審議いたしました。出雲市議会では、かねてよりこの案件につきましては取組を重ねており、再稼働に関する意見についてはすでに市長に提出しており、今議会へ提出されました住民投票条例制定請求議案等は、採決により本日結論を出したところです。今後もこの問題に関しましては、最大限注視すべきものであると認識しています。

 本日をもちまして今年度の定例会は終了しましたが、出雲市議会としましては、新年度になりましても、常任委員会、特別委員会、協議会等を通じて議論を継続してまいりますので、市民の皆さまにも、引き続きご理解ご協力をよろしくお願いいたします。

令和4年3月25日
出雲市議会 議 長  萬代 輝正
副議長  板垣 成二

議長・副議長メッセージ(R4.3.25)