出雲市議会では、10月12日に臨時会を開催し、新型コロナウイルス感染症拡大の長期化により大きな影響を受けている中小企業等に対する支援や、生活資金支援給付金の追加などのほか、大雨・台風災害による復旧事業費や地区集会所の修繕費助成などの補正予算を全会一致で可決しました。今回の補正予算は、市民生活や地域経済の安定・回復のために、大変重要な事業であり、こうした事業が迅速かつ適正に進められ、市民のみなさまが安心して暮らせるよう、市議会としても努めてまいります。
新型コロナウイルス感染症につきましては、8月下旬をピークに、全国で感染者数が減少傾向にあり、出雲市においても感染者の確認がされない日が見られるようになってきています。これは、市民の皆さまの感染予防対策の徹底やワクチン接種の効果によるものと感じています。
このように、徐々にではありますが、収束に向かっての光も見え始め、地域経済も回復に向けて動きだそうとしています。出雲市としても、今後、市内宿泊事業者への支援や観光誘客事業の推進など、落ち込んだ地域経済の活性化を目指した取り組みが行われます。
市民の皆さまには、引き続き、基本的な感染予防対策を徹底していただきながら、ご家族やご友人との観光や会食などをお楽しみいただき、日常生活を少しずつ取り戻していただきたいと思います。
日々寒さも増し、山々も色づきはじめてきました。12月議会に向けて、議員全員でもみじ色のシトラスリボンを身に着け、これからも市民の皆さまの安全と安心のため、また地域経済の活性化のために全力で取り組んでまいりますので、引き続きご理解ご協力をよろしくお願いいたします。
令和3年11月1日
出雲市議会 議 長 萬代 輝正
副議長 板垣 成二
議長・副議長メッセージ(R3.11.1)